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2024年12月26日 | ブログ

       建築豆知識

 ロクワの家スタッフの羽田野です。                             玄関扉一つをとっても国によって文化的な違いがあります。
欧米などでは、玄関ドアは、内開きなのに対して日本は外開き。なぜなんでしょうか?             まず、欧米の玄関ドアが内開きである理由ですが、これは防犯上だといわれています。不審者が無理やり中に入ってこようとしたとき、内開きのドアなら全体重をかけてドアを押して、さらに家具を立て掛けるなどすれば、侵入を防ぐことができるからです。また、靴のまま家の中で生活するからです。

では日本ではなぜ外開きなのでしょうか?写真のように、日本では玄関で靴を脱ぐ習慣があるからです。                                            もし内側にドアが開いてしまうと、脱いだ靴などが邪魔をして開閉がとても不便です。また、たたき(履物を脱ぐ場所)が狭くなり、靴を脱ぐことも難しくなります。そこで、限られた玄関のスペースを利用する為に、外開きのドアになったといわれています。                    また、欧米で防犯が理由なのに、日本ではドアが普及した頃の日本の文化が関係しているのかもしれません。かつては玄関に鍵をかけることなく出かけ、また近所の誰もが気軽にお邪魔するのが当たり前でした。そのため「安全」より靴を脱いで家に上がる習慣の方が重要だった、ということかもしれません。  

また建築にまつわる面白い雑学があったらご紹介します!

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