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2021年7月2日 | ブログ

地盤改良の工法の決定について

ロクワの家 スタッフの髙田です。そろそろ暑くなってきて、
我家のツバメさん親子も、無事に巣立って行きました。\(^o^)/

さて、今回は地盤調査の結果をどのように捉え、計画して
いくかををレポートしていきます。

前回までのリポートでの、スウェーデン式サウンディング試験結果は、
このような書類で出てきます。

この書類から、主に土質、換算N値の情報を見て工法を選択します。

一番の目的でもある、地盤の固さの指標は青のマーキング
で囲った換算N値のデータです。この数値が大きい値で
あれば、固い地盤と推定されます。

土質は赤のマーキングで囲んだ部分です。

砂なのか、粘土なのか、感覚として粘土は柔らかいように
想像できるかと思います。

簡単なたとえですが、砂は海の砂浜、粘土は田んぼを
イメージして見て下さい。

砂の上に立つと、足跡位は付きますが、沈みません。
しかし、田んぼはズブっと沈んでしまいますよね。

そして、どの位の深さまで柔らかいのか、その深さまで
地盤を補強するのに、どの工法がコストパフォーマンスに
優れているかで、判断していきます。

この例では柱状改良となりました。

強固な地盤の深さや土質で判断しますが、概ね、造成した盛り土の部分の
表面付近のみ弱い場合は表層改良。

それ以下の深さも弱く、地質が問題なく固まる場合は柱状改良。

固化材で固まり難い地層が有ったり、支持層まで深い場合は
鋼管杭等で対応する事になります。

このように、地盤改良工事が必要な場合は、その費用を見込んで
計画する必要が有りますので、資金計画に添って、建物本体の
大きさや仕様を決めて行く流れとなります。

目に見えない部分の予算では有りますが、適正な工法で計画する事が大事です。

どんどん暑くなる今日この頃ですが、熱中症に気を付け、お過ごし下さい。

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