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2018年3月26日 | ブログ
町屋
住宅事業部 江口です。
昨日、第19回城下町村上 町屋人形さま巡りに行ってきました。
12~3年ぶりに訪れましたが、活気に溢れ20年ほど前から始まった地域おこしが実になってきたと実感しました。江戸時代から続くお雛様、着物姿の観光客、鮭の料理、お茶(北限の茶所)などなど堪能させて頂きました。でも私がここに足を運ぶきっかけになったのが、「町屋」でした。町屋と言えば、京都ですが、全国にある城下町も町屋造りが多いのです。私が住んでいる新発田市も城下町。新発田市の中でも歴史の有る地域は基本、町屋造りです。
【第19回城下町村上 町屋人形さま巡り】
何故城下町に町屋が多かったのか?
昔の固定資産税は面積ではなく、建物の間口だったのです。多くの城下町では建物の間口が3間(約5.5m)を超えると税金が高くなったらしいのです。
【3間間口の建物】
建物は奥に長くなり、いわゆる「ウナギの寝床」状態。風通し・最高の為に中庭を作ったり、さまざまな工夫が施されています。
【中庭】
間口が狭いからこそ、いろんな知恵が生まれてきたと思います。
こういう所に住んでいる人達は建替えるにしても隣の方が土地を譲ってくれないことには間口を広げることはできません。
2年ほど前、新発田市の職人町(旧町名)で建替え工事の要望がありました。過去の見聞、知識を生かし、間口を2間半(約4.5m)に押さえて設計した住宅がこちらです。
【外観】
お持ちの敷地でどんな家が立てられるのだろう?とお考えの方、今のお住いにご不安・ご不満・疑問のある方、是非当社までご連絡下さい。
ご相談・お見積無料です。
詳しくは、株式会社小野組のHPをご覧ください。
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