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2023年7月21日 | ブログ
ROKUWA BASE 1年間の太陽光発電の検証
ロクワの家 スタッフの髙田です。
早いものでROKUWA BACEのオープンから1年が経過しました。画像のように屋根にはソーラーパネルが設置されており、且つ蓄電池も備え、昼間の発電は蓄電池に蓄えられ、それでも余った分を売電する設定なっています。四季を通した一年間のデータが取れたのを機に、太陽光発電のデータを検証してみました。
当初の年間予測発電量シュミレーションです。
実際の発電量です。
各月別のデータで検証したところ。思い返してみれば12月から2月はご存知のように積雪が多く、発電量は想定の40%程度に落ち込んでいました。また5、6月も落ち込みが多めだったのですが、この期間は気象データと照らし合わせても原因が分からず、もう少し検証が必要です。
考えられる原因として、ROKUWA BACEの立地条件は東側に里山が控えており、最も想定に近い月でも想定の80%程度なので、早朝の山影の影響が若干不利に働いているようです。
とは言え、年間の購入している電気量は5,039kwhと、オール電化の一般住宅の年間消費量7,280kwhの70%弱で済んでおり、一次エネルギー消費量(一般的な生活に必要な冷暖房や換気、照明、給湯等)以外の電力消費が多い事務所の用途としては、概ね良好では無いかと考えられます。
電気料金の高騰が続いていますが、このように基本的な生活に掛かる電気を自家発電で賄えるZEHは、やはりこれからの主流になっていくものと思われます。新築をお考えの方は、補助金も充実しているうちに、ぜひご検討下さい。